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| 東洋医学と西洋医学の良いところを用いて、また、それぞれの欠点を補うことで最適な医療を提供できる合作医療のことです。診断と治療において異なるアプローチにより広くて深い診療が可能となりました。病気を治す医療から人を癒す医療へと進化するにはどうしても西洋医学と東洋医学の両方の力が必要なのです。
西洋医学はハイテク機器による画像診断(CTスキャン、レントゲン、超音波画像など)や検査(血液、尿など)によりすばやく、病巣を発見することができます。 一方、中医学を代表とする東洋医学は、問診(患者さんの話を聞く)、切診(脈を診たり、お腹を触る)、望診(患者さんの外観や舌を診る)、聞診(口臭、体臭などを嗅ぐ)という診察方法から、病巣がどこにあるかということより、患者さんの身体のバランスのゆがみを見きわめます。 診断に関しては、画像診断や検査値のように、客観的なデータは得られません。しかし、患者さんの一言一言に耳を傾け、一部分の病気の個所だけに注目するのではなく、身体全体からの病態の把握、五感からの観察・情報の収集など東洋医学的な専門知識を身に付けていることが要求されます。 たとえば、脈を診る事ひとつをとっても、指先から20種類以上の脈を感じ取れるように東洋医学の医師は感覚を研ぎ澄ましています。 このように、西洋医学と東洋医学の両方を用いて診療することで理想的な医療を追求し、実践しているのがタニクリニックなのです。 |
| 近代的な西洋医学と数千年の歴史を持つ東洋医学との総合治療をめざすタニクリニックでは、身体の自然治癒力を最大限に活かすことを主眼とし、診断にはスピーディな最新技術を活かし、治療には東洋医学の叡智のすべてを注ぎ込んだ総合診療を行っています。 最もポピュラーな画像診断機器の代表がレントゲンです。 その他にも、超音波診断装置(エコー)やCTスキャン、AMI経絡測定装置などを使って病巣部の診断に役立てています。 |
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![]() CTスキャン |
![]() CTスキャンは身体の深部の病巣診断に威力を発揮します。 |
![]() レントゲン |
| 数千年もの歴史をもつ東洋医学治療(漢方、鍼灸、気功など)の良さは、副作用が少なく、肉体の自然治癒力を最大限に高めて疾病の治療、健康増進に強い効きめを持っていることです。 鍼灸治療は薬のような副作用がなく、按摩、マッサージに比べツボを直接刺激するのでより効果的です。痛みを取り、血行を促進し、免疫力を増強することが知られています。 肩凝り、頭痛、腰痛等の頑固な痛みや長年の慢性疾患が治癒することなどは、しばしば日常診療に経験するところです。 |
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脈診は古来より特に重要な診断法で、脈の部位、脈の種類で身体のどこが悪いのかが解ります。 |
| 生薬治療は化学薬品のような副作用がほとんどなく、慢性疾患の患者さんにも安心してお飲みいただけます。 最近、漢方薬の副作用がマスコミで問題になっていますが、副作用というよりも正しい使い方を知らずに投与した誤用のようです。漢方医学をきちんと修得した医師の間では病名から薬を投与するということはあり得ないからです。また、自己判断で漢方薬を漫然と飲み続けるのも感心できません。 漢方薬も薬ですので、専門医の診察を受けた上で誤用のない適正な使用をしてください。 |
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生薬療法 生薬治療は伝統的な生薬はもとより、まだ我が国では汎用されていない世界各国の薬用植物を生薬として用いた治療法です。中国伝統医学(中医学)の理論をベースに、生薬単味ではなく、いくつかの生薬を組合せて用います。中国伝統医学(中医学)では約2,000種類の生薬を治療用生薬として用いますが、世界的には約2万種類の薬用植物が使われていると云われています。 |
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東方(東洋)医学、漢方、中医学、民間療法はどこが違うのでしょうか? 「東洋医学」とは広く西アジア(イスタンブール以東)からインド、東南アジア、中国など広いアジアの地域の医学を指します。さらに、「東方医学(Eastern medicine)」といえば、中国医学(中医学)、インドのアーユル・ヴェーダ、チべット医学の三つが主流で、これにインドネシアのジャムーという医療が加わります。生薬治療(漢方、中医学)、鍼灸、按摩、気功など様々な治療法があります。 「漢方」とは、室町時代頃に伝えられた中国医学を、日本流にアレンジしながら現代まで伝承されている伝統医学です。「中医学」に対比して「日本漢方」とも言います。ちょうど、仏教が中国と日本とでルーツが同じでもかなり相違があることに似ています。煎じ薬(漢方薬)による薬物治療が主になります。特徴としては、方剤という決まった生薬の組合せを重視し、診断と治療の学問的体系が中医学と異なります。 「中医学」は中国3,000年の伝統医学の歴史の上に文化大革命以後確立・体系化されたものです。煎じ薬(漢方薬)と鍼灸の間に統一された理論(陰陽五行説)があり、その理論も日本漢方に比較すると複雑で西洋医学に勝るとも劣らず体系化されています。生薬の種類も分量も日本漢方より多く用います。特徴としては、生薬一つ一つの効能を重視し、組合せもかなり自由度が高いことです。 「漢方薬」とは生薬を数種類組合せたもので、「漢方方剤」あるいはただ「方剤」ともいいます。民間薬やハーブとは異なります。漢方薬は生薬の組合せ方、患者さんへの適用の仕方に一定のルールがあり患者さんの体質、症状、病気の進行状況を把握したうえで分量、服用方法が決められます。単品で使う民間薬より使い方が複雑です。 例:葛根湯、小青竜湯 「民間療法」とは学問的な裏付けがなく、経験により行われている治療法で、民間薬は治療効果に個人差がはっきりと現れます。すなわち、効く人と効かない人の差がはっきりしています。 民間薬に使われる生薬やハーブは単品で使われることが多く、リラクゼーションに利用したり、かぜや下痢などの軽い病気の治療に適しています。 例:どくだみ、アガリクス、カモミール etc. |
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いまなぜ生薬療法なのでしょうか? 現代医療の世界的な傾向として、長い間、最も優れていると信じられていた西洋医学が転換期を迎えようとしています。 医薬品として利用されている化学物質は副作用や誤用、薬害など、今日の医療に暗い影を投げかけています。 また、化学物質を製造することにより生じる産業廃棄物、環境汚染、環境ホルモンなどは深刻な社会問題となっています。 これらは科学の進歩が利潤を追求しすぎたことにより生じているのではないのでしょうか。 自然の生薬を用いた生薬療法は、主に人間が本来持ち合わせている自然治癒力、免疫力を増強することで病気を治します。 従って、西洋薬のようにすぐに効果が現れるものではありませんが身体に負担がかからない(副作用がほとんどない)ところが素晴らしい点です。 地球上にはまだ多くの未知の薬草(生薬)が、その薬効を知られずに存在しています。21世紀にはガンやエイズの特効薬となる薬草が発見されるかもしれません。生薬という古臭い響きのなかに実は輝かしい未来が隠されているのです。 生薬がなぜ効くのでしょうか?有効成分によるものでしょうか?もちろんそのことは否定できない事実です。その他の何か別の要因 (例えば「気」と呼ばれているパワーやホメオパシー療法で理解されているエネルギーパターン等)によるものなのか・・・? 現代の科学では解明されていませんが、毒性や副作用なしに患者さんの苦痛を取り除くことができるのなら、科学的根拠は未来の科学者にまかせて、生薬の有効性を利用することが我々臨床家に課せられた使命の一つと考えています。 化学薬品一辺倒に疑問を感じる方は、ぜひ一度、この「人と環境に優しい生薬療法」を試されてみてはいかがでしょうか。 |
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